米連邦最高裁、特許の「自明性」を判定する法的基準の緩和を命じる

この見出しを見たときは、さらに自明性の基準が低くなるの？と思ってしまいました。

よく読むと、判定基準を緩和するように命じたもので、自明性の基準が高くするように指摘しているみたいですね。

賛否両論はあると思いますが、個人的には賛成ですね。

技術的に価値あるものに、特許として権利を付与するべきだと思います。

ただ、記事の中で懸念も示されていますが、確かにどのような基準をとるかは難しいのも確かだと思います。

シスコシステムズやインテルなどは切望していたでしょう。

まださきのことですし、すこし気長にしてるのがいいですね。

　最高裁は、注目を集めたこの裁判の口頭弁論を2006年11月に開いている。この裁判は、KSR InternationalとTeleflexの間で生じた、自動車用アクセルの設計に関する、不明瞭な特許紛争に端を発したものだ。

　今回の判決に対し、ハイテク企業はただちに歓迎の意を表明した。以前から、IntelやCisco Systemsをはじめとするシリコンバレーの有力企業数社は、下級裁判所による過去の判決の修正を求める文書を、最高裁に提出していた。