2007-07-18から1日間の記事一覧

補償金請求権の効力

補償金請求権の発生要件

特許出願が公開されていること 相手に対して警告をしていること 莫大に量の公開公報を監視する負担を第3者に強いるのは、こくである。 「書面」とは、特許公開番号と発明の内容が当業者が実施できる程度に記載されたものを記載したもの 「警告」とは、相手…

補償金請求権を認めた趣旨

特許は、権利の安定性を鑑み審査主義(47条)を採用している。しかし、近年、出願件数の増大や技術の高度化や複雑化により、審査が遅延し、特許権が付与されるまでに一定の時間がかかってしまう。その間に、他人が実施してしまった場合、出願人の損出が大…

出願公開の効果を説明

出願が公開されたことにより、補償金請求権(65条)が発生する。 優先審査(48条の6)を利用することができる。 拡大された先願の地位(29条の2)が発生する。 外部に調査依頼をすることができる。

拒絶査定を受けた者がとり得る措置

拒絶査定不服審判(121条) 拒絶査定の謄本送達から30日以内に請求しなければならない(121条1項)

拒絶理由通知を受けた者がとり得る措置

拒絶理由通知の内容の検討 審査官の拒絶理由が妥当であるかどうか検討する。 意見書(50条) 審査官の拒絶理由が妥当でない場合は、意見書で反論することができる。審査官が過誤ないわけではないからである。意見書の提出により、審査官が再度内容を審査し…

出願審査請求の請求期間の説明

従来は、出願された特許出願はすべて審査していた。そして、拒絶理由のなくなったものだけを公開していた。しかし、特許出願件数の増大と、技術的内容の高度化や複雑化にともない、審査が遅延することが生じてきた。それにより、特許の公開も遅れ、重複投資…

特許出願の分割における客体的要件

特許出願の分割は、2以上の発明を包含すると特許出願の1部を1又は2以上の新たな特許出願とすることである。発明者に適切な権利を付与するためである。 新たな分割出願ともとの特許出願との出願人とが同一であること(44条1項) 新たな特許出願の出願…

疲れた

疲れた。もう少し勉強しますか。